ユニセックスとは?男女兼用・ジェンダーフリーとの違いをわかりやすく解説します

「ユニセックス」「男女兼用」「ジェンダーフリー」──
どれも「性別を問わない」という意味を持つ言葉ですが、
それぞれのニュアンスには明確な違いがあります。

似ているようで、見ている方向は少しずつ異なります。
その違いを知ることで、ものづくりや選び方の背景も、より自然に見えてきます。

今回は、この3つの言葉の違いを整理しながら、
和然 – 𝐖𝐀𝐒𝐇𝐈𝐊𝐀 – が大切にしたい感覚にも、少し触れてみたいと思います。


ユニセックスとは

**ユニセックス(Unisex)**とは、 「uni(ひとつの)」+「sex(性別)」を組み合わせた英語で、 男女の区別なく使えるデザインやスタイルを意味します。

最大の特徴は、 メンズ・レディースを分けてから兼用にするのではなく、 最初から性別の枠を設けずにデザインするという点です。

つまり、「男性向け」「女性向け」という分け方を前提にするのではなく、はじめから一つの美意識として形にしていく考え方です。


男女兼用とは

**「男女兼用」**は、 機能やサイズの面で男性にも女性にも使える ことを指す実用的な日本語表現です。

ユニセックスが「つくる側のデザイン思想」に焦点を当てるのに対し、 男女兼用は「使う側の実用性」に焦点を当てた言葉です。


ジェンダーフリーとは

ジェンダーフリーとは、 社会的・文化的な性差にとらわれず、 一人ひとりが自由に生きられるようにしようという考え方です。

ファッションでは、「男性らしさ」「女性らしさ」の枠を問い直す メッセージ性を含む表現として使われています。

なお「ジェンダーフリー」は和製英語で、 英語圏では**"gender-neutral"** や "genderless" が一般的です。


3つの違いを比較

3つの言葉の違いを簡潔に言うなら、「男女兼用」は使えるかどうか、 「ユニセックス」はデザインの在り方、 「ジェンダーフリー」は社会の在り方

似ているようで、軸足がそれぞれ異なる言葉です。

どれも「性別を問わない」という共通点はありますが、その言葉が示しているものは、同じではありません。


和然 – 𝐖𝐀𝐒𝐇𝐈𝐊𝐀 – が大切にしたいこと

和然 – 𝐖𝐀𝐒𝐇𝐈𝐊𝐀 – は、美濃の和紙と牛革を組み合わせたBAGブランドです。

私たちが大切にしたいのは、
ただ「男性にも女性にも使える」ということだけではありません。

もちろん、誰にとっても自然に持てることは大切です。
けれどそれ以上に、
最初から持つ人を性別で分けすぎないこと、
その人自身の感性や暮らしに、静かに馴染んでいくことを大切にしたいと考えています。

美濃和紙のやわらかな表情と、牛革の確かな存在感。
その組み合わせが生み出す魅力は、
性別によって決まるものではありません。

だからこそ和然は、
「男女兼用」という実用性を大切にしながら、
「ユニセックス」という考え方にも自然に重なるものづくりを目指しています。

性別で選ぶのではなく、
素材に惹かれること。
佇まいに共感すること。
日々の暮らしの中で、しっくりくると感じられること。

和然にとって大切なのは、そんな感覚に寄り添うことです。


おわりに

「ユニセックス」「男女兼用」「ジェンダーフリー」。
似ているようで、それぞれ意味の異なる言葉です。

言葉の違いを知ると、
ものづくりの意図や、選ぶときの視点も少し変わって見えてきます。

和然 – 𝐖𝐀𝐒𝐇𝐈𝐊𝐀 – も、
美濃の和紙×牛革のBAGを通して、
性別という枠にとらわれすぎず、
持つ人それぞれの感性に自然に寄り添う存在でありたいと考えています。

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